オープンダイアローグのしくみを探りながら、精神疾患に罹った家族を看ている人同士が繋がる場
2023年もゆっくりと

2023年もゆっくりと

新年あけましておめでとうございます。

明けて一週間が過ぎ、日常に戻りつつあるでしょうか。

 

今日は家に、私の父が来てくれました。毎年、鯛めしを炊いて持ってきてくれるのです。

父が到着したとき、私は洗面所に居てすぐに玄関先に出れませんでした。

 

たまたまリビングにいた夫と長男・次男皆が、玄関先で迎えてくれました。

それぞれに挨拶し夫も「どうぞ上がってください」と声をかけてくれていましたが、寄るところがあるとかで立ち話。

 

話が当事者の次男に向いたとき、調子を尋ねてくれたあと「働けたらいいんやけどなぁ」と。

 

洗面所でその言葉を聞いた私は、「わかってない!これは言ってやらないと!」と片付けを済ませて玄関へ。

 

鯛めしのお礼を伝えたあとで、「ごめん、さっきの話、聞こえてて。お父さんも○のこと心配して応援して言ってくれてるのは、よくわかってる。だけど、○も働きたい、そう思ってても色々あってまだ働けるところまでいかないねん。」と話しました。

 

本当なら、きちんと時間があったら、家族が揃っていたし椅子に座ってじっくり話をしたかった。また次の機会に。

2件のコメント

  1. わからんわなぁ。
    それがわかるのに、私は30年。
    それほど奥の深い話やねんなぁと。

    アメリカで、12人の子供のうち6人が病気、という一家の話。
    すさまじいけど、でもいろいろと有益な知識も得られました。
    21世紀の早い時期に、原因がわかるかもといった有名な医師がいましたが、なかなか。一筋縄ではいかないようです。
    急がない、慌てない。こちら側の度量が試されています。

    T
    1. T様
      コメントをありがとうございます。

      『統合失調症の一族』を読まれたのですね。私はあらすじに圧倒され、読めていません。

      原因を掴むにはまだまだ時間は必要かもしれませんが、対応方法は時代と共に新しい形も生まれてきました。あれもこれも備えておいて、その時に応じた引き出しを使うことが出来ればいいのでしょうか。

      度量が試される、本当にその通りだと思います。

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